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出格子タイプ(テラス戸仕様)

  出格子とは京町家の表の格子の構造による種類の一つです。

京町家の 表格子は、構造により、大きく分けると出格子と平格子の2種類に分けられます。

出格子は、格子が外壁から突出していて、足元が浮いている状態のものをいいます。
足があったりして実際には出窓ではないですが、ある意味出窓のような格子をいいます。
出格子・テラス戸仕様
  左の方が、少し前に出て、敷き框の下に空間が開いている

 
       
 

 Type-E 欄間付糸屋格子

 
欄間付糸屋格子 一般的な町家の格子です。
このように、欄間がついている出格子をよく見かけます。
この格子は真ん中で2つに分解でき、荷物を出し入れしたり、掃除をしたりしやすくなっています。

平格子は一般の方でも取り付けは簡単ですが、出格子は 石を据えたり、倒れないように壁に固定しなければならないため、施工も一緒にさせていただいています。
なお、雨戸やシャッターがあると設置できませんのでご注意下さい。
 
     
 

 Type-F 3本切子糸屋格子

 
3本切子糸屋格子 欄間のないシンプルな格子です。
分譲住宅の場合、同じような外観の建物が数多く並んでいることがあります。
ご近所お誘いあわせの上、同じ格子を取り付ければ、昔風の町並みに近づききっと素敵に見える事でしょう。

なお、出格子上部の軒の出が少ない場合、雨がかかって傷みやすくなる場合があります。
その時は、別途ご相談に応じます。
 
 


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